@dankoromochiさんがTwitterに投稿した漫画「私が妻にしたイタズラ」が話題になっていました。漫画のあらすじは、「妻のために塩むすびを握っているときにふと『おにぎりってどれだけ小さくなるんだろう?』と思い、2合のお米を強く握り普通のサイズのおにぎり2個分に見えるまで圧縮したら“食べても減らない魔法のおにぎり”が誕生した」というもの。このなんともほほえましいストーリー。そして「“食べても減らない魔法のおにぎり”の誕生」という結末。
漫画のように、おにぎりを超圧縮したら本当に“食べても減らない魔法のおにぎり”ができるのか? どうしても気になったので調べてみました。
まず、1合はおよそ340グラムのため、2合分となる約680グラムのごはんを用意。1パック300グラム入りのサトウのごはん「新潟県産コシヒカリ大盛」を3パック購入し、2パックと4分の1(合計約670グラム)のごはんを準備します。
あとは、サランラップにくるんでひたすらニギニギ。愛情をギュ〜〜〜っと強くおにぎりに詰め込んでいきます。
――20分後――
“食べても減らない魔法のおにぎり”の完成です。見た目は普通の塩おにぎり。でも本当は2つで合計2合あるんです。そして、圧縮おにぎりを作るのはかなりの握力が必要だということが分かりました。
それでは早速、いただきまーす!
おっと意外とおいしい? ふわっとしたおにぎりの食感はありませんが、モチモチした食べものが好きな人にとってはキライな食感じゃないかも! ただし片手で食べるにはちょっと重い……。なんてったって、おにぎり1個1合分です。
1つめのおにぎりは20分で完食! 少し量が多い気がしましたが、“食べても減らない魔法のおにぎり”という感じはなく、ちょっと多いかな……というくらいのおにぎりでした。
そんなわけで2つ目ー!
5分後……。
10分後……。
15分後……。
30分後……。
こまめに塩を振りかけながら、着々と食べ進めて行きます。
35分後……。
40分後……。
45分後……。ごはんの握りのムラがとてもおいしく感じてきます。ごはんの塊部分がモチモチして最高!
50分後……。
55分後……。
な〜くな〜らな〜いよ〜♪
70分後……。
75分後……。
80分後……。
85分後……。
100分後!!
結論:“食べても減らない魔法のおにぎり”の存在は本当であり本当でなかった。“食べても減らない魔法のおにぎり”は紛れもなく存在していた。しかし今はもう、存在していない。
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