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米ニューメキシコ大学(UNM)はこのほど、「ほぼどんな髪色でも可能にする新技術」を開発したと発表しました。
現在、髪を染める一般的な方法といえばヘアカラーリング剤を使用することですが、今回発表された新技術では「集束イオンビーム」を使います。
同プロジェクトは、UNM大学機械工学科のブルース・C・ラマヌティーヌ教授(元ロスアラモス国立研究所職員)が2009年に始めたもので、「化学製品を使用せずナノパターンで髪を着色できないか?」というアイデアからスタートしました。そして、同僚のゼイド・C.・リーゼマン教授と研究を進め、数多くの実験をした結果、集束イオンビームを用いて毛髪に極小のパターンを描くことで、特定の光を反射させることに成功しました。
現時点では、数千万円以上する装置を髪色を変えるためだけに使用するのは非実用的ですが、将来的にはボタン1つで任意の髪色にできる手頃なデバイスが登場するかもしれません。なお、同プロジェクトには、2011年までP&Gが資金提供していたそうです。今は大きなスポンサーはいないらしく、同教授らは新技術の可能性を認めてくれる起業家や投資家を探しています。
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