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「ジブリの教科書」の第7弾「紅の豚」発売 宮崎監督にとって“自分への現在形の手紙”

加藤登紀子×宮崎駿対談などさまざまな解説を収録。「風立ちぬ」のあの人物と縁のある人から特別寄稿も!

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 文春ジブリ文庫の「ジブリの教科書」「シネマ・コミック」の2シリーズから第7弾として、宮崎駿監督「紅の豚」を扱った「ジブリの教科書7 紅の豚」と「シネマ・コミック7 紅の豚」が9月2日に発売される。

画像 (C) スタジオジブリ+文春文庫編「ジブリの教科書7 紅の豚」(文春ジブリ文庫)

 「紅の豚」のジブリの教科書では、宮崎監督のインタビュー「『紅の豚』は自分への現在形の手紙だった。」といった、作品に関するさまざまな解説を収録している。語り下ろしには、JALとのキャンペーン展開にこぎつけた鈴木敏夫プロデューサーによる制作秘話など。制作現場の主要スタッフの多くを女性が占めるのは当時のアニメ業界では異例だったことを踏まえ、作画監督・賀川愛さんら女性スタッフ7人の座談会も収めた。

 そのほか収録内容は以下の通り。

  • 加藤登紀子(歌手・ジーナ役)×宮崎駿対談「もう一度、時には昔の話を」
  • 「夕刊フジ」とのタイアップ新聞「夕刊ブタ」の紙面
  • 「風立ちぬ」に登場するジャンニ・カプローニさんの実孫、イタロ・カプローニの特別寄稿「祖父ジャンニ・カプローニが生きた『紅の豚』の時代」
  • 村上龍や佐藤多佳子など作家によるレビュー

 今回のナビゲーターは「鴨川ホルモー」「プリンセス・トヨトミ」などの小説家・万城目学さんが務め、コラムを寄せている。255ページで価格は760円(税別)。また映画の全シーンを掲載したシネマ・コミックは463ページで1820円(税別)。

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