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Gmailのアドレス+パスワード約500万件が海外掲示板に貼られる → Google側にはハッキングの痕跡なし 有効なものは2%以下
Googleからの流出ではないみたいです。
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9月9日夜、ロシアの掲示板サイトにGmailのアドレス+パスワード情報を含む大量の個人情報リストが投稿され、「Gmailのアカウントが大量流出か」と複数の海外ニュースサイトが報じています(threadpost / The Next Web)。ただしGoogle側に問い合わせてみたところ、Google側にハッキングを受けた痕跡はないとのこと。
今回投稿された個人情報は英語、スペイン語、ロシア語のアカウントを中心に約493万件にのぼり、大半がGmailのアドレスでしたが、中にはYahoo! やHotmailなどのアドレスも含まれていたそうです。
Google側でも事態は把握しているそうですが、前述のとおりGoogle側にハッキングを受けた痕跡はなく、おそらくマルウェアやフィッシングサイトなどを介して抜き取られたデータではないか、とのことでした。また調査の結果、493万件のうち有効なものは全体の2%以下で、大半がすでに使えないものだったそうです。
念のため自分のアドレス、パスワードが不正ログインなどを受けていないかチェックしたい場合は、Googleの「最近のアクティビティ」などから確認することができます(Googleアカウントへのログインが必要)。
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