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台風15号「カルマエギ」発生 フィリピンの東で

「カルマエギ」で「かもめ」という意味。

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Tenki.jp

 12日15時、フィリピンの東で、台風15号が発生。名前は北朝鮮が用意した「カルマエギ」で「かもめ」という意味です。名前の通り海上を進み、西へ進路をとる予想です。

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 12日15時、フィリピンの東で、熱帯低気圧が台風15号になりました。中心気圧は 1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は 毎秒18メートル、1時間に25キロの速さで、西へ進んでいます。台風は、この後も、西よりに進む見込みで、今のところ、日本への直接の影響はなさそうです。

 ただ、3連休で、フィリピンなどへお出かけの方は、念のため、フライト時間などをご確認下さい。

9月は 台風シーズン真っ只中

 今年の8月は、台風の発生数が1つだけと、平年より少なくなりましたが、これで、9月に入っての台風の発生数は2。平年だと、9月の台風の発生数は4.8ですから、9月は、8月の5.9に次いで台風が発生しやすい月なのです。

 ちなみに、去年9月の台風の発生数は7。9月に台風が多く発生した年では、1967年や1966年の9という年もあります。

 今回の台風は、日本から離れて進む予想ですが、9月は台風シーズン真っ只中の時期ですので、あすからの3連休に、今いちど防災グッズの点検をするなど、備えをしておくのも良さそうです。

秋台風の特徴は

 台風は、上空の風によって流されますが、秋台風は、日本海南部まで南下した偏西風に流されるため「速度が速い」のが特徴です。夏台風よりもかなり動きが速く、日本に近づく場合は、急に風が強まるなどの影響がでることがあります。

 さらに、日本付近に秋雨前線があると、台風から湿った空気が流れ込むので、秋雨前線の活動が活発になり、大雨になることもあります。秋台風が、日本に接近すると予想されたら、早めの対策が必要です。

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