台風は、日曜日に台湾付近を北上し、火曜日にかけて自転車並みの速度で東シナ海を進む見込みです。そのため、少なくても秋分の日までは本州に直接の影響はなさそうです。
先島諸島は大荒れ
21日(日)は台風が台湾付近を北上。この台風の影響で、石垣島や宮古島など沖縄の先島諸島は大荒れの天気です。昼ごろには広く雨となり、局地的には何かにつかまっていないと立っていられないほどの非常に強い風が吹いたり、激しい雨が降るでしょう。海上は大しけになります。不要な外出は控えた方がよさそうです。那覇や名護などの沖縄本島は、午前中は日差しがありますが、午後は雲が多くなり、一時的に雨や雷雨になる所があるでしょう。風がやや強く、海上は次第にしける見込みです。上の図には台風の進路予想に加え、海面水温を示しました。23日(火)ごろまでは水温の高い海域を進む(ピンク色)ため、台風は勢力を維持したまま北上する見込みです。
本州付近はおでかけ日和
21日午前9時の予想天気図を見ると、本州付近は日本海に中心をもつ高気圧に覆われる見込みです。北海道から中国地方にかけては大体晴れて、お出かけ日和でしょう。空気はカラッとして、秋のさわやかな陽気となりそうです。にわか雨も一部に限られそです。一方、日本の南に停滞する前線や湿った空気の影響で、九州南部は一日を通して雨が降るでしょう。大雨の恐れもあります。九州北部は昼前後に所々で雨が降りそうです。四国も雲が広がりやすいでしょう。
水曜日ごろから本州にも影響
台風は東シナ海まで進んだあと、進路を東へ変える予想となっています。24日(水)は九州から東海で雨が降り、25日(木)には関東から北海道でも雨が降りそうです。この頃になると台風が上空の強い西風に乗ってスピードが速まることもありますので、台風の影響がでる日が今の予想と変わる可能性があります。最新の台風情報をこまめに確認なさってください。
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