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クールジャパン機構が投資先を決定 サブカル分野では「Tokyo Otaku Mode」に出資

そのほか、商業施設など合計4事業に投資します。

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 アニメをはじめとする日本の文化や商品の輸出強化を狙った、官民ファンドのクールジャパン機構(海外需要開拓支援機構)が、初の出資を行います。出資先として選ばれたのは、日本のポップカルチャー情報や関連商品を海外に展開する「Tokyo Otaku Mode」など、全4事業です。

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 Tokyo Otaku Modeに対しては、海外向けEC事業の拡充支援として15億円を出資。「日本のポップカルチャーの情報発信や収益化のための中心的な役割を担う」ことを期待しており、市場拡大や若手クリエイターの育成促進につなげたい考えです。

 日本ロジテムと川崎汽船がベトナムに建設する冷凍冷蔵倉庫の事業には、735万ドル(7.35億円相当)を出資します。多くの日系企業が進出するベトナムに、きめ細かな温度管理が可能な流通拠点を設けることで、日本の高品質な低温食品を広めていこうという狙いがあります。

 百貨店の三越伊勢丹がマレーシアに作るクールジャパン商業施設事業には、最大2940万マレーシア・リンギ(9.7億円相当)の出資を決定しました。同社が首都クアラルンプールに保有する既存店舗をクールジャパン発信拠点へと再構築する事業で、2015年10月オープンを目指します。

 阪急阪神百貨店を運営するエイチ・ツー・オーリテイリングなどが中国で展開する「ジャパン・エンターテインメント型の大規模商業施設事業」には、最大110億円を出資します。2018年秋開業予定の同施設は、日本企業100社以上の参加を目標にし、「モノの紹介だけにとどまらない『体験』ができる仕掛け」を取り入れていくとのことです。

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