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「こびとづかん」シリーズを手がけた長崎出版が破産手続き

負債は17億4001万円にのぼる。

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 「こびとづかん」シリーズなどで知られる長崎出版が8月22日に東京地裁へ自己破産を申請し、30日までに破産手続き開始の決定を受けたことが分かった。帝国データバンクによると、関連してグループ4社も同様に破産手続きに入ったとのこと。負債総額は17億4000万円にのぼる。

 1975年に設立された長崎出版は、「こびとづかん」シリーズや「わんぱく小学生」シリーズといった児童書や実用書を手がけ、両シリーズの大ヒットにより2007年4月期に約1億1000万円だった年売上高は、2013年4月期には約16億2300万円にまで成長。古着ショップチェーンの買収やグループ会社設立など拡大路線を取ったが失敗。今年1月ごろから実質的に営業を停止していた。

 「こびとづかん」シリーズの書籍出版は現在、著者らが設立したロクリン社より出版されている。

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