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10月8日、日本気象協会は全国都道府県別の2015年春の花粉(スギ・ヒノキ、シラカバ)の飛散予測を発表しました。
今夏の気象条件などで作成しました。全国的な花粉の総飛散数は、九州と中国・四国のほとんどの地域で例年を下回るものの、近畿から北海道にかけては例年並みになる見込み。ただし、2014年の飛散数と比べると、近畿から東北にかけて多くなり、特に関東や東北では非常に多くなるそうです。
ウェザーニューズも全国の花粉飛散傾向を発表しており、平年の1割増し、2014年と比べると関東から東海地方で多いところで5割増しとなるところもあると予想しています。こちらも中国四国九州地方の飛散量は平年よりも少なくなり、今年の半分になる地域もあると見込んでいます。
花粉の飛散数は夏の気象条件が大きく影響します。一般に気温が高く、日照時間が多く、雨の少ない夏は花芽が多く形成され、翌春の花粉の飛散数は多くなる傾向にあるそうです。今年の夏は豪雨の影響を受け、「北暑西冷」となり特に関西地方より西で花芽の形成に悪条件となったと説明しています。
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