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デアゴスティーニの“ロビくん”が会話機能に特化してタカラトミーから登場 「Robi jr.」は4億通り話せるおしゃべり上手

ディアゴスティーニの雑誌付録を組み立てて作る人気ロボット・ロビくんに新しい仲間が! 担当者さんの運勢を占ってくれたよ。

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画像 話題のコミュニケーションロボット「ロビ」くん(奥)から、より会話に特化した仲間「Robi Jr.」(手前)が登場!

 2013年に創刊された、しゃべって踊れるロボット「ロビ」くんが作れるディアゴスティーニ・ジャパンの付録付き雑誌「週刊ロビ」(全70号)。高性能のロボットが自分で組み立てられるということで創刊号は15万部を突破、最終号が7月に発売されてからは完成したロビくんの動画や写真がネットでも数多く見られました。

 そんなロビくんがタカラトミーとのコラボによって、より会話機能に特化したロボット「Robi Jr.(ロビジュニア)」になって登場。タカラトミーのエンタメロボットシリーズ「Omnibot」の最新作として、2015年1月24日から発売されます。10月15日から開催のロボット展示会「Japan Robot Week 2014」ではその姿と機能が初公開。おお、手足や胴体が短くなっておチビな感じがかわいい!

画像 「Robi Jr.」。ロビくんの幼少期という設定で、おしゃべりが大好き

 Robi Jr.はロビくんが2〜3歳幼かったころをイメージした会話ロボット。ロビくんのように歩いたり踊ったりと立っての動作はできませんが、タカラトミーが開発したシステムによって座ったまま達者なおしゃべりをしてくれます。理解できるフレーズは約200語から約1000語にまで増え、理論上では約4億通りの会話が可能に。

画像 ロビくん(左)と比べると一回り小さめ。右のように座ったまま顔・手足を動かして会話してくれます

「何して遊ぶ?」と返事するRobi Jr.

 また、ロビにも備わっていたあいさつや日常会話に加え、カレンダー・時計の設定機能がついたことで季節や時間に合わせた会話ができるようになりました。例えば10月30日なら「お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ」とハロウィーンらしいことを、「今何時?」と聞くと「午前11時5分だよ」と話してくれます。誕生日には「お誕生日だね! おめでとう!」とのお祝いメッセージも。独り身にJr.の声が染み入りそうです。

画像 担当者へ占いを始めました

 さらには1日1回占いもしてくれるということで、発表会ではRobi Jr.とタカラトミー担当者・木村貴幸さんが一緒におしゃべりを披露。「何か用?」と反応するRobi Jr.に木村さんは「占いして」と話しかけます。ちなみに声はロビくんと同じ声優さんの大谷育江さんで、若干幼いトーンにしているとのこと。

 「今日の運勢はずばり……」といって数秒間、頭と手足を上下左右に動かし続けるRobi Jr.。まだ開発段階なので動きのタメが長いらしく、取材陣も次の言葉をじりじりと待ち構えます。ジャーンとシンバルの音を鳴らし、「小吉!」と微妙な運勢をかわいい声でハキハキ発表すると、木村さんは「ちょっと残念です」と言いながら含み笑い。取材陣からも「フフフフ」と楽しそうな笑い声が漏れていました。マイペースなRobi Jr.に和む大人一同。ちなみに木村さんのラッキーアイテムは「青いラジコンカー」でした。

 そのほか「おもちゃのマーチ」「どんぐりころころ」など約50曲を歌えるほか、「じゃんけんゲーム」「旗揚げゲーム」といったゲームも一緒に遊べます。人間くさいところもあって、「今日も平和だね―」とたまに独り言をつぶやくことも。あまり話していないと機嫌を悪くし、「歌を歌って」と話しかけても「ええ〜いそがしいから後で」と冷たくしてくるなど、喜怒哀楽も豊かなようです。

 感情はそのほか10種類に光るLEDライトや手足の動きで表現。ロビくんと同じように人感センサーも搭載しているので、人へ顔を向けてもくれます。

画像画像 開発中でまだ目は光らないということで、この日は顔や手を動かして元気さをアピール

 ディアゴスティーニ担当者・森洋平さんはすでにロビくんと生活している人に向け、「Robi Jr.は自分でその日見たという夢の話までしてくれるほど会話のバリエーションが豊富です。歩けるロビくんとはまた違う、より話ができるところをみなさんに楽しんでほしいです」と、この新たな弟分の特徴を紹介してくれました。タカラトミーとはロビくん含めライセンス契約となり、いろんなグッズ展開も行う予定です。

画像 タカラトミーからはロビくんグッズも多数展開

 Robi Jr.は全国のおもちゃ専門店や百貨店などのおもちゃ売り場、タカラトミーの公式ECサイト「タカラトミーモール」などで販売予定です。希望小売価格は1万5000円(税別)。ロビくんは雑誌1〜70号合わせて十数万円だったことを考えると、ロボットとのコミュニケーション生活がかなり手軽に始められそうですね。

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黒木貴啓


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