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SF作家フィリップ・K・ディックがテーマのバー「PKD酒場」 早川書房の喫茶店が期間限定開催中

店員さんと「ふたつで十分ですよ」のやりとりができるフードメニューも。

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 早川書房1階の喫茶店「カフェ・クリスティ」(東京都千代田区)が、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」「ユービック」などで知られるSF作家のフィリップ・K・ディック(PKD)をテーマにした企画「PKD酒場」を11月5日から12月26日まで期間限定で開催しています。

 カフェ・クリスティはこれまでにも「バー・ロング・グッドバイ」「パブ・シャーロック・ホームズ」と小説をテーマにした企画を開催し、PKD酒場はその第3弾になります。開催中はPKD作品のタイトルや名場面をモチーフにしたフード・ドリンクメニューを提供。PKD小説が原作のSF映画「ブレードランナー」「マイノリティリポート」などのポスターや劇中で使われた衣装ほか、早川書房のPKD作品の歴代表紙を展示するなど、内装でも彼の作品世界が楽しめます。

 フードは「火星のミートボール」「アンドロイドはグリル羊の肉を食うか?」など7品。「PKD風焼うどん」を頼むとうどんが2皿に分けて出てくるので、店員に「2+2で4つだ」と話すと「ふたつで十分ですよ」と返してくれるそう。何その「ブレードランナー」ごっこ、やりたい!(※冒頭の名シーンです) ドリンクでは「時は乱れて」という小説名を冠したオリジナルカクテルや、「ブレードランナー」で登場するスコッチウイスキー「ジョニー・ウォーカー」などが飲めます。

 そのほか特別企画として、「Philip K. Dick Estate」公認のブランドTシャツを販売したり、毎日先着50人に胃腸薬「強力わかもと」(※「ブレードランナー」劇中の映像広告で登場)を進呈したりします。

 営業時間は、平日午後5時〜10時(ラストオーダーは午後9時)、土曜午前11時〜午後4時(ラストオーダーは午後3時)、日曜休業。

画像 PKD作品に浸ろう


黒木貴啓


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