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時速40キロで走れるスーパーシューズが開発される バネはダチョウのアキレス腱を模倣

とりあえず原付きの法定速度より速く走れます。

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 時速25マイル(時速40キロ)で走れる改造シューズが、米サンフランシスコの研究者・Keahi Seymourさんによって開発されました。日本の原動付き自転車の法定速度は時速30キロ以下ですから、自分の足でそれより速く走れちゃうわけです。

画像 人間の能力がどんどん拡張していくぞ!

 改造シューズの名前は「Bionic Boot」。英ニュースサイトMail Onlineによると、シューズの後ろにダチョウやカンガルーのアキレス腱を模倣したバネが取り付けられ、走ったときに着用者にダウンフォースをもたらし、時速40キロという速さを生み出すそうです。走行動画ではアスファルトや地面の上を軽快に走り、歩幅を小さくして減速して止まったり曲がったりもできていました。

 今回のモデルのダチョウは最高時速70キロ、さらに世界最速のチーターとなると最高時速100キロ以上。Bionic Bootはまだ試作品で、Seymourさんは「地球上最速の陸上生物に追いつくまで開発はやめない」と発言しているそうです。


黒木貴啓


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