2015年夏公開の実写映画「進撃の巨人」の配役とビジュアルが発表された。これまで出演者は発表されていたが、配役は明らかになっていなかった。主役の三浦春馬さんが「エレン」、水原希子さんが「ミカサ」、石原さとみさんが「ハンジ」を演じる。
実写版では原作でも人気の「エレン」「ミカサ」「アルミン」「サシャ」「ジャン」「ハンジ」などに加え、新たなキャラクターが登場する。原作者・諌山創さんや監督、脚本家が実写映画版のストーリーを構築する際、原作キャラの魅力を持った人物に同名をつけつつ、物語にふさわしい映画版キャラへの“ハイブリット化”を目指した結果という。
配役は下記の通り(※は映画版の新キャラクター)。
- エレン:三浦春馬 ―「自由」を求める者―
- シキシマ:長谷川博己 ―人類「最強」の男― ※
- ミカサ:水原希子 ―戦場を舞う女神―
- アルミン:本郷奏多 ―心優しき賢者―
- ジャン:三浦貴大 ―反逆の刃―
- サシャ:桜庭ななみ ―飢えた狙撃手―
- サンナギ:松尾諭 ―慈愛深き豪傑― ※
- フクシ:渡部秀 ―悲しみの守護星― ※
- ヒアナ:水崎綾女 ―勇猛なる母性― ※
- リル:武田梨奈 ―愛に生きる本能― ※
- ソウダ:ピエール瀧 ―嘆きの先導者― ※
- ハンジ:石原さとみ ―暴走する無邪気―
- クバル:國村隼 ―「闇」を統べる者― ※
登場人物のビジュアルは、11月28日から上野の森美術館で開催される「進撃の巨人展」で、それぞれのキャラクターポスターとして一堂に展示される予定。
また音楽を「エヴァンゲリオン新劇場」シリーズや「ベルセルク」などの鷺巣詩郎(さぎすしろう)さんが担当することも発表された。
佐藤善宏プロデューサーのコメント
原作のキャラに外見が似ているか否かは全く考慮には入れませんでした。諌山先生と何度も話し合い、原作キャラたちのスピリットを体現できる俳優、という基準のみでキャスティングを行いました。また、俳優の方々は、何度も監督と役柄について話し合いを重ね、撮影に臨み、見事にその役割を果たしてくれたと思います。一役で3回以上の衣装合わせ、カメラテストなどを行い、役柄に沿うまですべてオーダーメイドで細部にこだわり、立体機動、衣装を作り上げました。諫山先生は、俳優部が衣装を着て一堂に会した軍事訓練が初見でしたが、少し照れくさそうにご覧になりながら、具現化された衣装に太鼓判を押してくださいました。
(c)諫山 創/講談社 (c)映画「進撃の巨人」製作委員会
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