今日は全国的に穏やか。明日の夕方以降は広く雨や雪。明後日は南岸低気圧の影響で関東も雪の可能性。雪国だけでなく普段は雪の少ない地域の移動も車の運転、交通機関注意。
雪国だけじゃなく、路面凍結に注意
早くも今日から故郷や行楽地へ向かう方も多いと思います。
きょう(27日)に関していえば、全国的に穏やかな天気です。日本付近が移動性の高気圧に覆われるためです。日本海側の雪も昼頃には止むでしょう。風も収まるため、車での移動中に吹雪に見舞われたりすることはなさそうです。
でも……厳しい冷え込みで北日本や山沿いは路面が凍結した状態が続くでしょう。スリップ事故などに注意が必要です。
あす(28日)は高気圧が日本の東へ遠ざかり、湿った空気が流れ込みます。九州や四国は昼頃から雨、中国地方や近畿、東海、甲信は夕方以降は雨や雪。東北北部と北海道の日本海側も別の気圧の谷の影響で夕方から所々で雨や雪。凍結した路面だけでなく、雨と雪が混じっている時も、路面状況が変化しやすく危険です。
走り始めが雨でも、行き先までの途中で雪に変わるなんてことも。車で移動される方は特に注意してください。関東や北陸、東北南部は大体晴れる見込みです。
あさって(29日)は本州の南岸を低気圧が発達しながら進み見込みです。この低気圧がどこを通るかによって、関東が雪になるか雨になるか……。いまのところ、関東(山梨県を含む)の内陸の地域は雪で、沿岸の地域は雨もしくは時折雪がまじるという状況になりそうです。低気圧の発達具合によっては強く降ることもあるでしょう。
行き先が日本海側の地域なら雪に対しての備えをしっかりしている方が多いと思います。一方、普段は雪の少ない太平洋側の地域に向かう方も備えを万全にしておいた方が良さそうです。
雪だけではなく、雨の後でも、強い冷え込みで薄い氷がはったように路面が凍結することもあります。十分注意してください。
大晦日から元日にかけて
年越し寒波の影響で日本海側は大雪に警戒が必要です。帰省先や旅先からのUターンの足に影響が出る心配もあります。こまめに最新の情報でご確認ください。
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急速に発達する低気圧。