北海道から東海までの沿岸部では瞬間的に走行中のトラックが横転する程の猛烈な風の恐れ。関東は帰宅時に重なりそう。沿岸部を走る電車は注意。夜は寒気が入り全国で厳寒。
低気圧が急速に発達 沿岸部は暴風警戒
日本海にある低気圧が急速に発達しながら北東へ進む見込みです。全国的に風が強いですが、特に北海道から東海にかけての広い範囲で、何かにつかまっていないと立っていられないほどの非常に強い風が吹くでしょう。さらに、瞬間的には猛烈な風が予想されています。
予想される最大瞬間風速は
- 北海道、東北、伊豆諸島 35メートル
- 関東、東海、北陸 30メートル
どのくらいの風かというと「走行中のトラックが横転するほど」「看板が落下したり、道路標識が倒れたり、樹木が倒れたりするほど」。沿岸の地域を中心にこのレベルの猛烈な風が予想されています。
関東では帰宅ラッシュ時の交通機関への影響が心配されます。都心から千葉や茨城、神奈川など沿岸の地域へ向かう電車、沿岸の地域を走る電車は注意を。こまめに最新の気象情報や交通情報を確認して下さい。昼過ぎ以降に降る雨で、路面が濡れて滑りやすい所もありそうです。お帰りの際は、足元にもご注意下さい。
※海沿いや川沿いは風が吹き抜けて、風の影響を受けやすいです。
※風向きは南のち北のため、東西方向に走る電車や道路は、風の影響を受けやすいです。
夜は空気が入れ替わる 強い冷え込み注意
日本海を進む低気圧に向かって暖かい南風が入る昼間は寒さの和らぐ所が多く、降るのは雪ではなく雨の所がほとんどです。
一方、雨がやんだ後は寒気が流れ込んできて、気温は急降下です。今夜(6日の夜)は全国的に冷え込みが強まります。風が強く吹くため、いっそう寒く感じられるでしょう。また、北陸から北の日本海側は雨から雪に変わり、あす(7日)は大雪の恐れがあります。
あす(7日)は全国各地で、一気に厳しい寒さに戻ります。体調を崩さないようにご注意下さい。
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