JINS MEME、取得可能データの仕様を公開 3月下旬よりSDKダウンロード開始

APIは「リアルタイムモード」「スタンダードモード」の2種類の形式で提供。

[太田智美，ねとらぼ]

　2015年秋発売予定のセンシング・アイウェア「JINS MEME（ジンズ ミーム）」の取得可能データの仕様が、開発者向けに公開されました。

　JINS MEMEは、メガネ型のウェアラブルデバイス。JINSが独自に開発した三点式眼電位センサー（特許取得済）や六軸（加速度・角速度）センサーを通じてまばたきや眼球・首・頭の動きを検知することが可能で、眠気検知や疲労度チェックなどに応用できると期待が寄せられています。

　APIは開発環境に合わせ「リアルタイムモード」と「スタンダードモード」の2種類の形式で提供。「リアルタイムモード」はランニングやフィットネスといった動きの把握やコントローラーとしての使用など、精緻なデータを即時取得・分析する場合に適した形式で、「スタンダードモード」はライフログなどの長時間にわたるデータ取得・分析に適した形式となっています。

A window into the world of JINS MEME

　なお、1月6日から1月30日にはクリエイター向けにアイデアコンテスト「JINS MEME DEVELOPER IDEA PITCH CONTEST」（第1ラウンド）を開催。入賞した300人にはJINS MEME βがプレゼントされます。

（太田智美）