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首都大学東京は1月19日、大学側が管理していた約5万1000人分の個人情報が流出した可能性があると公表、謝罪した。学内のNAS(ネットワーク接続ストレージ)の設定ミスで昨年8月22日から今年1月5日まで外部からアクセス可能な状態にあり、データの多くにパスワードなどによるアクセス制限もかけていなかった。
閲覧可能だったのは、「英語クラス編成試験」に関する「氏名」や「TOEICスコア」が約1万5000人、「入学手続予定者」の「氏名」「住所」「電話番号」「生年月日」が約1万人のほか、教員(非常勤教員を含む)の氏名や住所やメールアドレス、学生の修得単位数といった個人情報など。教職課程履修者や教員免許状更新講習受講者の名簿もあった。
1月1日、学外からの指摘により、外部から閲覧できるようになっていることが分かり、1月5日に事態を把握。すぐに外部からアクセスできないようにした。現在まで情報が悪用されたとの報告や被害の発生は確認されていないという。大学側は理事長名義で今回の件について謝罪文を公式サイトに掲示している。
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