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ついに本物の「鯖」がIT業界へ! サーバー管理会社が「サーバー屋のサバ缶」を商品化

IT業界と被災地をリアルにつなぐアイテムに。

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 2015年、「サーバー管理会社が『サバ缶』を売り出す」というウソのような本当の話が実現するようです。その名も「サーバー屋のサバ缶」。



 この「サーバー屋のサバ缶」は、サーバー管理サービスを行うスカイアーチネットワークスが企画。2015年2月中旬の商品化(1缶380円)を目指しています。


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画像提供:須田泰成(@yasunarisuda)さん

 この商品は、IT業界で「サーバー」のことを「サバ(鯖)」と呼ぶことになぞらえて作られたもの。ことあるたびに「鯖」「鯖」と言ってきましたが、まさか本物の鯖がIT業界にやってくるとは……!


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 実はこのプロジェクト、「サーバー管理」と「サバ缶」の語呂合わせから、もともとはスーパーで購入したサバ缶をスカイアーチネットワークス社員が名刺代わりに配るという活動をしていたところからスタート。しかし、社員の行きつけだったイベント酒場「さばのゆ」で店主の須田泰成さんと知り合ったことがきっかけで、東日本大震災で津波被害を受けた宮城県石巻市の木の屋石巻水産とつながり、IT業界と被災地をつなぐプロジェクトとして新たに発足したとのことです。

 「サーバー屋のサバ缶」は、石巻市の木の屋石巻水産に製造委託をし、スカイアーチネットワークスがネットやさばのゆ店舗、日本百貨店などで販売予定。売上げの38%を被災地の子どもたちの支援活動に寄付します。

 震災からもうすぐ4年。息の長いユニークな取り組みとして、今後も注目していきたいです。

太田智美

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