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スカイマークが民事再生法申請、上場廃止に 運航は継続

支援を受けながら事業再生に取り組んでいく。

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 航空会社スカイマークエアラインズが1月28日に、民事再生手続きの開始を申し立てたと発表した。負債総額は710億8800万円。運航は継続するとしている。

 今後は支援の意向を表明している投資会社インテグラルから支援を受けながら事業再生に取り組んでいくとしている。公式サイトのットップページには「これからも変わらず安全第一に運航を継続致します」とのメッセージが掲載されている。


スカイマーク公式サイトには「これからも変わらず安全第一に運航を継続致します」とのメッセージと問い合わせ先が掲載されている

 同社は1996年に格安運賃を売りに国内航空に参入。近年はLCC(ローコストキャリア)との競争が激化していた。同社は、急激な円安によりドル建てでの航空機リース料の支払いが大きな負担となっていたこと、競争激化、燃料費の高止まりなどにより業績が悪化していたとしている。業績悪化に加え、エアバスから航空機購入契約の解約違約金7億ドル(約830億円)を求められていることもあり、自主再建が困難との判断に至ったという。

 東京証券取引所は3月1日でスカイマークを上場廃止にすると発表している。


東証の発表

 ネットでは今後の運行を懸念する声や、スカイマーク便が多くを占める茨城空港や神戸空港について心配する声も上がっている。

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