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6.5センチの中に込められた壮大なロマン 伊達政宗公の甲冑をミニチュアで製作した動画が美しい

精巧なアートの世界に感動!

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 伊達政宗公モデルの五月人形のミニチュアを製作している様子を記録した動画がニコニコ動画に投稿されています。

 制作者はミニチュアアーティストの田中智さん。既製品を使わず、全て素材から作る事をコンセプトにジャンルにこだわらず幅広く活動しています。今回の五月人形も真鍮(しんちゅう)、紙、粘土、プラ板、木材などを用いているそうですよ。刀は鍔(つば)や鞘(さや)の部分、しなった弓、矢の表情を決める最も重要な部分である羽根までもがこまやかに作り込まれています。さらに手のひらに乗せることで際立つサイズ感にも驚きです。


画像 全体像

画像 刀身も美しい

画像 ひえぇ、こまかい……!

 男の子の憧れである兜(かぶと)も繊細かつ重厚な仕上がり。あの特徴的な三日月の装飾も金色に輝き、美しいですね。そして「スターウォーズ」のダース・ベイダー卿の甲冑のモデルになったとも言われている伊達政宗公の黒い甲冑が照り映えます。


画像 実際にかぶれそうな完成度

画像 6.5センチの中にこめられた壮大なロマン

 制作時間は約2週間。台座から頭部の装飾までは6.5センチだそうです。男の子の健やかな成長を願う大きくダイナミックな五月人形もいいものですが、ミニチュアアートを通して日本人らしいこまやかで優美な世界観を味わってみるというのも、節句を楽しむ1つの方法ではないでしょうか。


高城歩

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