ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

Lenovoがアドウェア疑惑にコメント 一部モデルでSSL通信傍受、広告表示など不正な挙動

一部モデルにプリインストイールされていた「Superfish」というソフトウェアが問題に。

PC用表示 関連情報
advertisement

 Lenovoの一部モデルに不正なアドウェアがプリインストールされていた件(関連記事)で、Lenovoは2月20日、公式サイトでコメントしました。



 問題になっていたのは、一部のノートPCにプリインストールされていた「Superfish」というサードパーティ製ソフトウェア。しかしセキュリティ会社が調査したところ、SSLで暗号化された通信を傍受・解読したり、WebページにJavaScriptコードを仕込んで広告を表示させるといった機能があったことが発覚。またSuperFish自体にも脆弱性があり、これを突いて実際にクラッキングに成功したとの報告も挙がっていました。



 Lenovo側はこれについて、本来は「お客様のショッピング体験を向上させるもの」と考えてプリインストールしたと説明。しかし「いかなる理由であろうとお客様に対して懸念を抱かせてしまったことはお詫びを申し上げなければなりません」とあらためてユーザーに謝罪しました。プリインストールは今年1月時点で停止しており、すでにインストールされてしまっているユーザーに向けても、除去するための手順をサイトで紹介しているとのこと。

 今回、Superfishがプリインストールされていたモデルは次のとおり。

Superfishが搭載されて出荷されたモデル

G シリーズ: G410, G510, G710, G40-70, G50-70, G40-30, G50-30, G40-45, G50-45

U シリーズ U330P, U430P, U330Touch, U430Touch, U530Touch

Y シリーズ: Y430P, Y40-70, Y50-70

Z シリーズ: Z40-75, Z50-75, Z40-70, Z50-70

S シリーズ S310, S410, S40-70, S415, S415Touch, S20-30, S20-30Touch

Flex シリーズ: Flex2 14D, Flex2 15D, Flex2 14, Flex2 15, Flex2 14(BTM), Flex2 15(BTM), Flex 10

MIIX シリーズ: MIIX2-8, MIIX2-10, MIIX2-11

YOGA シリーズ: YOGA2Pro-13, YOGA2-13, YOGA2-11BTM, YOGA2-11HSW

E シリーズ: E10-30


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る