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Amazonが「トラックに3Dプリンタを搭載し、注文された商品を配達しながら作る」という画期的な配達方法を検討しているようです。現在、アメリカで特許出願中。
広大な倉庫に大量の在庫を抱えて注文に対応しているのが、Amazonの現在の配達システム。今後さらに倉庫が広くなると通販価格を値上げしなければいけなくなったり、大量在庫の中から商品を探し出すことにより配送の遅れが発生するといった問題が起きることが予想されます。これらの解決策として考案されているのが「3Dプリンタ搭載トラック」。注文が入るとお客さんに最も近いトラックにデータが送られ、商品をその場で作りながら配達することで、倉庫内の在庫を減らし配達時間も短縮することが可能になるというものです。
3Dプリント技術の進歩で高精度な製品を作れるようになってきていますが、まさか「配達しながら作る」とは……。あくまでまだ特許出願中の段階で、サービスが実用化されるかは未定ですが、Amazonらしい画期的な発想に驚かされます。
(たろちん)
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