ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

ハーゲンダッツ「華もち」が手に入らない!→「雪見だいふく」で自作してみたねとめし

売れすぎて一時販売休止になってしまったハーゲンダッツの餅入りアイス「華もち」。手に入らないけど食べたい――だったら作ればいいじゃない!

PC用表示 関連情報
advertisement

 2月24日に発売されると同時に、瞬く間に人気大爆発となったハーゲンダッツのもち入りアイス「華もち」。売れ過ぎて品薄状態となり、現在は一時販売休止中だ(関連記事)。筆者もいろいろなスーパーやコンビニを巡って探してはいるものの、全く巡り会えていない。そんな中ネット上では、あるものを使って華もちの再現を試みる人が現れている。

 なんと雪見だいふくを代用し、黒みつときな粉をかけて「きなこ黒みつ」を再現しているではないか。確かに、求肥で包まれたバニラアイスの雪見だいふくと「華もち」のもちもち食感は似ているかもしれない。そこでさっそく試してみることにした。せっかくなので、「きなこ黒みつ」だけでなく、「みたらし胡桃」の再現にも挑戦することに。材料は雪見だいふく、きな粉、黒みつ、生クルミ、みたらし用のしょうゆ油と砂糖とシンプル。


材料はこれだけ

 きなこ黒みつは、きな粉と黒みつをかければいいだけなので、特段準備はいらない。「みたらし胡桃」の下準備にとりかかるべく、まずはクルミを刻んだ。


クルミを刻む

 続いて、しょう油と砂糖と水を耐熱容器に入れて30秒ほどレンジでチン。みたらしのタレができあがった。


みたらしのタレ

見慣れている普通の雪見だいふく。このままでもおいしそうだが、今日は「華もち」になってもらう

 雪見だいふくを2つさらに並べて、片方にきな粉と黒蜜を、もう片方に刻んだクルミとみたらしのタレをオン! 黒みつもみたらしも、雪見だいふくのすべすべの表面をするすると流れ落ちていく。深皿に入れた方が効率よくタレが回ったのかもしれない。


黒蜜とタレが表面を流れ落ちてしまい、見た目はあまりキレイに見えないが……

 見た目は「華もち」とは少し違うが、材料はだいたい同じ(?)のはず。一体どんなお味なのか、発表会で試食した「本物」の味を思い出しながら食べてみる。

 まずは「きな粉黒みつ」から。「ああ、これはきな粉黒みつだ!」と一瞬思ったものの、雪見だいふくのバニラアイスはハーゲンダッツよりも若干甘めなので、そこにさらに甘い黒みつがかかっていることにより、甘みが増している。アリと言えばアリだし、おいしいが、甘過ぎるかもしれない。

 続いて、「みたらし胡桃」。クルミのカリッとした食感と甘じょっぱいみたらしが口の中で溶け合った。お餅のもちもち食感とも相性が良い。ただ、こちらも強い甘さが気になった。

 今回の再現の感想を一言で言うと、「華もちと言えば華もちだけど、どこか惜しい」というところだ。やはり、ハーゲンダッツならではの繊細さや高級感は再現し切れなかった。ただ「華もち」が手に入りにくい今、どうしても食べたくてたまらないという人にとっては「なんちゃって華もち気分」が味わえそうだ。しかも、メインの材料が雪見だいふくのため、本物よりも手頃な価格なのも魅力だ。

 何はともあれ、早く本物の「華もち」の発売が再開されることを祈るばかりである。

姫野ケイ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る