3月19日、全国各地の日本酒を自由に飲み比べできるお店「KURAND SAKE MARKET」が東京・池袋にオープンする。3000円(税別)で時間無制限・100種類以上の日本酒が飲めるとして話題となっているが、実はこのお店、クラウドファンディングによって資金調達し実現。食べ物の持ち込みは自由、好きな酒器も選べ、何度でも途中入退場OKというなんとも非の打ちどころがない夢のような空間である。そんな大人の夢の国へ、一足先にお邪魔してきたのでレポートする。
池袋駅西口より徒歩4分の場所に、その空間は確かに存在していた。
中に入ると、おしゃれな雰囲気が。ここで飲み放題料金3000円(税別)を支払い、9種類の酒器からお気に入りのものを選べば夢の国の始まりだ。
料金支払い済みの印となるブラックライトで光るスタンプを手の甲に押してもらい、中へ進んでいくと100種類を超える日本酒たちがお出迎え。5人くらいで囲める丸テーブル9つにカウンター1つあり、定員は約40人(全席スタンディング)とのことだが、50人くらいは入れそうなゆったりとしたスペースだ。
店内には、なかなか東京では飲めない日本酒たちがずらりと並べられている。ここに並べられるお酒はこだわりにこだわり抜かれたものばかりで、家族でやっている小さな蔵元や東京に販路がない酒蔵で大事に作られたおいしいお酒たち。それぞれの瓶には番号が振られており、番号順にピシッと整列してきれいに並べられている。
何度も言うが、信じられないことにここにある全ての日本酒が時間無制限で飲み放題なのである。好きなお酒を自分で冷蔵庫から取り、注いで、乾杯を繰り返す。ああ、なんとこの世の幸せよ……。
ここは、日本酒をかしこまって飲むのではなくカジュアルに楽しめるようにと、こだわって作られた場所。テーブルが丸いのも「1人で来たお客さんも、合席で気軽に仲良くなれれば」との思いからだそうだ。「新しい日本酒に会える、新しい日本酒仲間に会える空間作り」を目指したと言う。
ちなみに、おつまみは6-7種類用意されており、お酒はビールのみ別料金で税込200円。電子レンジ、オーブントースター、ケトルの貸し出しは無料で、お手ふきやお箸なども手に届くところに無料で置かれている。あまりに居心地のいい空間のため、定期的に「お水で乾杯タイム」というイベントが発生するが、これもまた席替えなどのいい機会となる。
と、レポートはここまで。あとは思う存分楽しんできた様子をどうぞ!
ああ〜幸せ。おやすみなさい。
(太田智美)
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