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「なにこのクソ画質」「僕はオンデマンドで見るよ」現代の子どもにビデオデッキ使わせてみた結果

ぐうの音も出ない正論。

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 DVDが登場して約20年が経ち、今ではすっかり過去の物になってしまったビデオデッキ。DVDよりもあとに生まれた子どもたちにビデオデッキを使わせてみた動画がYouTubeで公開されています。

 普段映像作品を見るときはDVDやBlu-ray、あるいはオンデマンド配信を利用しているという子どもたち。ビデオデッキの存在すら知らないという子もいて、実物を見せられても「音楽プレイヤー?」「時計かな?」などと不思議そうな顔をしています。ビデオデッキだということを教えて、テープを渡してみると「DVDより複雑だわ」といった声から、左右のリールを見て「目が2つあって顔みたい」といった子どもらしい素朴な感想も出てきます。

画像 ビデオの入れ方が分からない子どもたち

画像 「こうすると怒った顔に見えるね」というユニークな意見も

 案の定、テープの入れ方でつまづく子どもたち。縦に入れようとしたり、逆さまのまま力任せに押し込もうとしたりして思わず大人が止めに入るシーンも。ようやく映像が再生されても「画質がひどいや」「つけるまであれこれめんどくさいよ、DVDは入れたらすぐつくのに」などとご不満の様子です。

画像 「画質がひでえ……」と嘆くデジタル・ネイティブ様

画像 「今は家にいながらオンデマンド配信が見られるのに、わざわざ車でビデオ店に行ってたですって?」の顔

 また、テープは劣化してどんどん画質が落ちることや、レンタルビデオ店に行ってわざわざ借りたり返したりしていたことを聞くと、「だから誰も使わなくなったのね」「オンデマンド配信で好きなときに見たい」とばっさり。当たり前のようにビデオデッキを使っていた世代からすると厳しい言葉が多いですが、今の大人たちの中にもわざわざビデオ時代に戻りたいと考える人は少ないことを考えると、なかなか的確な指摘と言えるのかもしれません。便利な時代になりましたね……。

たろちん

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