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病気のカメ、3Dプリンターで作った甲羅をプレゼントされ元気に 米コロラド工科大学

3Dプリント技術の有効活用。

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 米コロラド工科大学の学生が、甲羅が損傷したカメに3Dプリンターで作った専用の甲羅をプレゼントしました。


 同大学によると、この「クレオパトラ」という若いヒョウモンガメは、代謝性骨疾患で甲羅が損傷。カメ同士で遊ぶと傷口から感染症を引き起こすリスクがあることから、他の仲間とも交流できなかったそうです。こうした状況を解決すべく、同大で情報技術を学ぶロジャー・ヘンリーさんらが行動を開始。3Dプリント技術を活用して着脱しやすい甲羅を作りだします。設計方法の学習に600時間以上費やしたとか。これを装着することでクレオパトラは感染症を防止でき、また関係者の支援により食生活も改善できました。


 同ニュースは海外メディアの「The Denver Post」などが報じ、3Dプリント技術が成果を発揮した事例として、世界から共感を集めています。


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