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“大麻”のオイルが流行し始めているらしい

えっ、大麻!?

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 美容の世界ではオイルブームがまだまだ止まらない。昨年から今年にかけては、ハリウッドモデルのミランダ・カーが火付け役といわれる「ココナッツオイル」が話題となった。しかしそれをも上回ると早くもブームを予感させているのが「ヘンプ・オイル」。ヘンプ――つまり大麻の実のことだ。


画像 ヘンプオイル(株式会社シャンブルホームページより)

 大麻の油と聞くと物騒な感じがするが、幻覚作用を起こす成分は葉や穂の部分に含まれているため、大麻の実は違法ではない。

 とはいえ、安全性は本当に大丈夫なのだろうか? 実は「大麻の油」は、スーパーフードとしてアメリカやヨーロッパではすでに大注目されている。安全性はもちろん、必須脂肪酸が80%と植物油の中でもっとも多いという。

 しかもリノール酸(オメガ6系)とα-リノレン酸(オメガ3系)の割合が3:1。WHO(世界保健機構)や厚生労働省が推奨する4:1の割合に近い、理想的な植物油なのだ。

 ヘンプオイルに含まれているリノール酸には、血中コレステロールを減少させると言われており、動脈硬化の予防が期待できる。また、α-リノレン酸には老化防止、血液循環改善作用、アレルギー症状の改善など、体にとってうれしい働きをもたらしてくれるといいことづくめだ。

 食べるだけでなく、美容効果もバッチリ! シャンプーやリンスに数滴垂らして使うと、血行をよくしてくれるそう。マッサージオイルとしても利用できるようだ。


(浅井由起子/LOCOMO&COMO)

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