ITmedia ガジェット 過去記事一覧
検索
ニュース

新事実! インスタントコーヒーは溶かさない方がウマかったねとめし

インスタントコーヒーは超万能の“ふりかけ”だった。

advertisement

 最近ネットを中心に「これめっちゃウマい!」と話題を集めているのが、インスタントコーヒーをデザートや飲み物にかけまくる食し方。カレーやビーフシチューなどに“隠し味”として入れることもあるが、一切隠すことなく全面に振りかけるのがウケているという……。

 インスタントコーヒーを使ったさまざまなレシピが公開されているが、中でも変わり種なの、ビールにインスタントコーヒーを振りかけた“ビールコーヒー”なるもの。作り方は至って簡単。缶ビールをグラスに注ぎ、その上にインスタントコーヒーを大さじ1〜2杯分ふりかけるだけ。


画像 ポイントは勢いよく泡立てて注ぎ、盛り上がった上にコーヒーをかける

 おそるおそる飲んでみるも、ビールのホイップの苦みとコーヒーの苦みがうまく混ざり合って、コクのある絶品ビールになった。黒ビールとはまた違うコクの深さで、鼻に抜ける後味がまろやかなコーヒー風味になる。完全に溶かして飲むのではなく、泡の上にコーヒーが広がった状態で飲みのがおススメ。最初はコーヒーの味が全面的に広がるが、自然とビールと溶け合うことで爽やかな後味が楽しめる。なるほど、インスタントコーヒーはふりかけかもしれない。

 実はコーヒー味のビールは一部のファンから絶大な支持を得ており、宮城県・気仙沼市の「アンカーコーヒー」と「世嬉の一酒造」の共同開発で商品化もされている。


画像 3000セットの限定発売

他にもまだまだある、インスタントコーヒーの意外な使い方

 ほかにも、インスタントコーヒーの意外な調理法として注目を浴びているのが、「食パンの上にまんべんなくふりかける」レシピ。とくにネットで「ウマい!」と評価が高いのが、「トースターの上にバナナの輪切りを載せ、トースターで焼くだけ」という簡単調理法だ。


画像 バナナの輪切りをしきつめ、その上にコーヒーをかけるだけ

 2分ほど熱すると、バナナの水分でインスタントコーヒーがじんわり溶けだしてくる。出来上がったら最後にハチミツをかけて完成。バナナとはちみつのトロトロ具合に、絶妙にインスタントコーヒーが溶けているので、コクとコーヒーの苦みがそれぞれの甘さにマッチする。


画像 熱をくわえるとバナナがかなり甘くなるので、引き締め役でコーヒーの苦みが嬉しい

 くどすぎず、甘すぎず、これが朝食に出てきたら結構うれしいかも……! この応用として、フレンチトーストにかけても◎。


画像 一緒にコーヒーを飲みながら食べるのとは、また一味違ったウマさ

 フルーツと一緒に食べても口の中で一切ケンカせず、かつコーヒー風味が良い具合にさまざまな甘さとマッチするのが驚き。いつも通りお湯に溶かすのではなく、たまには料理に直接ふりかけてみるのもいいかも。「コーヒーは飲み物」という概念をとっぱらいましょう。

青山ゆずこ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ページトップに戻る