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にゃんだこれーー!? 被るとたちまち猫化する「リアル猫ヘッド」のインパクトがすごい

人間と猫の境界線のかなた。

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 ケンタウロスのように体の半分が人間で半分が動物という空想上の生き物は古来から数あれど、さすがに“半猫人”はいないだろう……。いや、いるかもしれません。猫と人間の境界線を大きく揺るがす「リアル猫ヘッド」が誕生してしまいました。


画像 ニャッ!?

 「リアル猫ヘッド」は世界で唯一の猫作り専門の科目「猫科」がある「日本羊毛アート学園」の講師・佐藤法雪さんと、その生徒さんたちによる作品。アメリカン・ショートヘア特有の毛の質感や目のうるうるっとした輝き、なにもかもがリアルです。「流行りのゆるキャラ達とは逆の方向を向いて制作しました。」とのこと。確かにベクトルが違う。


画像画像画像 佐藤法雪さんのブログより。リアルに「猫をかぶった」状態

 ちなみに素材は羊毛フェルト。もはや猫なのか羊なのか人間なのか! 超ハイブリッドで、なんだか存在の根幹をものすごく揺さぶられるような気持ちになります……。しかし、やはりどこか愛くるしい。のどの下あたりをなでてあげたくなる。


画像画像画像 半猫人はポーズで性格が出るようです

 私も(俺も)猫になってみたい! という方に朗報。23日まで上野・東京都美術館で開催されている平泉展選抜展「佐藤法雪【猫科】生徒作品展」では「リアル猫ヘッド」を実際に被って写真を撮ることができます。猫にあわせた服装やポーズを考えてから訪れるとより楽しめるかも。

 見るものに強烈なインパクトを残す「リアル猫ヘッド」は美術展終了後に販売やレンタルを検討するそうです。


高城歩


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