ネパール大地震で被災したタレントなすびさん 無事を伝えるメッセージを自らSNSに投稿
「正直どうなってしまうのか、一瞬分からなくなって、命の危機をも感じました」と被災当時の恐怖も。
「なすびです。この度は、沢山の皆々様に御心配をお掛け致しましたが、お陰様で無事に元気にしております」
4月25日ネパールでマグニチュード7.8の大地震が起こった当時、現地にいたタレント・なすびさん。スタッフの報告により無事が確認されていましたが、4月30日にFacebookとTwitterで本人から無事を知らせるメッセージが投稿されました。
なすびさんは福島復興を願って世界最高峰のエベレスト登頂を目指すプロジェクト「エベチャレ」に3度目の挑戦中で、地震の際はエレベストのベースキャンプに滞在していました。25日にはスタッフ側がなすびさんの肉声を確認、同行していたアドベンチャーガイズ隊一同ともに無事であることがSNSで報告されていました。地震後なすびさん直々のファンへのメッセージは初となります。
文章では「エベレストBC滞在中に大きな地震と氷河の崩落に見舞われました。その影響をもろに受け、正直どうなってしまうのか、一瞬分からなくなって、命の危機をも感じました」と被災当時の恐怖を告白。「でも、AG隊員とネパール人スタッフさん達と一丸になって乗り切る事が出来ました」と身の安全を伝えています。現在はベースキャンプを一時離れ、麓にある標高5100メートルの町・ゴラクシェップに降りているそうです。詳細はまた明日以降に投稿するとのこと。直後の書き込みでは、ベースキャンプを離れる際の写真も投稿しています。
また一緒にいるアドベンチャーガイズ隊長の近藤謙司さんもブログで、「この世の終わりだと思いました」と被災時の詳細をつづっています。「数秒後に現れた白い爆風にキャンプは襲われ全壊」「キッチンのディケが泣いて抱きついてきた…頭から出血していて僕のベストは血だらけになった」と、ベースキャンプの崩壊や人々の混乱が事細かに書かれており、現場の凄惨さが伝わってきます。
(黒木貴啓)
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エベレスト登頂に挑んでいたなすびさんは無事が確認されています。