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4月26日午後2時頃から神奈川県の箱根山大涌谷付近から神山付近の浅い所を震源とする火山性地震が増加していると気象庁が発表した。
同庁と神奈川県温泉地学研究所が設置している傾斜計では、この地震活動に関連するとみられるわずかな変動を観測。5月3日朝には大涌谷の温泉施設において蒸気が勢いよく吹き出すなどの変化を確認した。
熱水活動が不安定な状態で、小規模の噴出現象が突発的に発生するおそれがあるとして、自治体などの指示に従って危険な地域には立ち入らないよう注意を呼びかけている。明日4日に機動観測班を派遣し、現地の状況を確認するとしている。
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