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気象庁は5月6日、箱根山(神奈川県)の噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)へ引き上げた。
火山活動が活発になっており、今後、大涌谷周辺に影響を及ぼす小規模な噴火が発生する可能性があるとしている。大涌谷周辺では小規模な噴火に伴い飛散する大きな噴石に警戒すること、風下側では火山灰や小さな噴石が風に流されて降るおそれがあるため注意することを呼びかけている。
箱根町は警戒レベルの引き上げを受けて、大涌谷周辺に避難指示を発令した。また火山活動の活発化が予想されるため、火口周辺の立ち入りを禁止し、箱根ロープウェイを全線運休とするなどの措置を取っている。
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