老舗ポテトチップス製造会社の湖池屋は「ポテトチップスで朝食を」と朝食マーケットに新規参入すべく、「ポテトチップス もも味」「ポテトチップス バナナ味」を発表した。ちょ、朝食にポテチ……ももとバナナって何……???
湖池屋は、「ポテトチップスをパン・米・グラノーラに次ぐ『第4の朝食』として育てていく」とコメント。「ポテトチップス もも味」「ポテトチップス バナナ味」は5月18日より全国コンビニエンスストアにて先行発売、6月1日より全国スーパーマーケットなどでも広く販売される。価格はオープン。
ブランドを担当する入社2年目の江口まいさんは今回の取り組みを次のように語る。「湖池屋は1962年に『ポテトチップス のり塩』を発売して以来、50年間以上に渡ってポテトチップスを作り続けてきました。2014年に30周年を迎えた『カラムーチョ』に象徴されるように、お菓子はおいしいだけでなく、楽しいものでなければならないというのがコイケヤに受け継がれてきたDNAです。私もそのようなおいしくて楽しい商品を作りたいと思いました」「辛いものなんて売れないと思われていた1980年代に『カラムーチョ』を開発して30年以上に渡るロングセラーブランドとして育ててきた会社ですからね」(江口さん)。
編集部に届いたので試食してみると、封を切るとふんわりとももの香りが。バナナの方は強めのバナナフレーバーが香る。ただし、どちらも見た目はいつものポテトチップスと同じ。食べてみると……?
もも味はヤサイチップス、バナナはバナナチップスのような味。あとからほんのりじゃがいもの味がするような気がするが、今までの「ポテトチップス」とは違う新しい食べ物のように思う。湖池屋は生ハムやクリームチーズと合わせて「ポテトチップス もも味」を楽しむレシピや、バナナトーストに「ポテトチップス バナナ味」を振りかけて食べる食べ方などを提案している。結構いけるかも?
こうしてポテトチップスは、また新たな歴史を刻んでいく。
(太田智美)
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