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ゲームボーイ文化がよみがえる? クレジットカードサイズのゲーム機「Arduboy」誕生

ゲームはすべて無料で、ユーザーも作成・公開が可能。

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 昨年テトリスが遊べる名刺として話題を集めた「Arduboy」(関連記事)が、本格的なカード型ゲーム機に進化しました。現在Kickstarterにて出資者を募集中です。

画像 Arduboy

 ゲームボーイによく似た見た目のクレジットカードサイズのゲーム機。厚さ5ミリと薄型ながら床に落とした程度ではびくともしないほど耐久性に優れており、ポケットや財布などに入れて気軽に持ち運ぶことができます。

画像 ゲームはすべて無料でプレイ可能

 ゲームはポケモン風の「ARDUMON」やインベーダー風の「Alien Attack」など、レトロゲームをモチーフにしたものがオリジナルで開発されており、すべて無料でプレイ可能。また、Micro-USBでPCにつなげば自分でゲームを作成することもできます。完成したゲームはオープンプラットフォーム「Arduboy Arcade」で公開され、ほかのユーザーと共有することが可能。既に多くの開発者がArduboy向けのゲーム開発を始めており、今後も多くのタイトルが公開されていく予定です。

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 また、プログラミングによって名刺代わりのQRコードを表示したり、ドローンを操縦するといったさまざまなアプリも動作します。子どもたちにプログラミングを教える教育キットとしての利用も推奨しており、Arduboyを使った授業プランなども提供する予定となっています。

 39ドルの出資でArduboyを1つ手に入れることが可能で、発送は2015年10月ごろの予定。Kickstarterでの目標額は2万5000ドルに設定されていますが、既に13万ドルを超える出資が集まっています。多くの人が開発・プレイ可能なArduboyが普及すれば、レトロなゲームボーイ文化が現代によみがえることもあるかもしれません。

たろちん

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