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PCのファイルを人質にする「ランサムウェア」にIPAが注意呼びかけ

4月にランサムウェアと思われる被害の相談が増加したという。

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 PC内のファイルを人質にとる「ランサムウェア」が国内で流行する懸念があるとして、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が注意を呼びかけています。


日本語対応ランサムウェアの相談件数が増加

 ランサムウェアとは、ファイルを勝手に暗号化するなどPCに制限をかけ、制限の解除と引き換えに金銭を要求する不正プログラム。IPAの情報セキュリティ安心相談窓口では、4月に「PCに『暗号化しました』」というメッセージが開けなくなった」という、ランサムウェアと思われる被害の相談が増加。異なる種類のランサムウェアの相談が6件あり、全て日本語でメッセージが表示されたとのこと。

 今のところランサムウェアの支払い方法はビットコインのみですが、今後は支払い方法を日本向けに工夫するなどの可能性が否定できないとIPAはみています。

 ランサムウェアは、一般的なウイルスと同様に、メール内のURLをクリックしたり、攻撃者が用意したWebサイトを閲覧したりすることで感染します。IPAは対策として、セキュリティソフトを導入することやOS・ソフトを最新の状態にしておくことを挙げています。

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