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あれ、カミキリムシの背中にパンダがいる……! 昆虫「ラミーカミキリ」の模様がユニーク

「礼服を着たガチャピン」など、模様の例えも豊富。

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 「パンダが直立しているように見えます」――安佐動物公園(広島県広島市)がTwitterに投稿した、とあるカミキリムシの写真が興味深いです。ツイートでは背中の模様が直立したパンダに見えると表しているのですが、確かに白黒の斑点がパンダみたい!

 昆虫は「ラミーカミキリ」という、体長10〜20ミリメートルほどの小型のカミキリムシの一種。インドシナ半島、中国、台湾からの外来種で、西日本や静岡・神奈川県に広く分布しています。初夏の時期から成虫が発生し、ちょうど今の時期にカラムシといったイラクサ科の草で見かけることが多いです。同園によると投稿したのは飼育しているものではなく、たまたま園内にいたラミーカミキリを撮影したものだそう。

画像 いろんな確かにパンダなど別の生き物みたい(写真提供:安佐動物公園)

 特徴的なのは、白地の体に黒い斑点がユニークに描かれているところ。胸部の背面は黒い紋様が2つ並んで顔に見えたり、羽の前半分と後ろの先が黒く染まっていて何かの体のようだったりと、まるで背面に別の生き物がいるみたいです。

画像 初夏からいろんなラミーカミキリ写真が投稿されているもよう

 同園は直立したパンダみたいと表現しましたが、どのように見えるかは人それぞれのよう。Twitterには成虫が現れ始めた5月ごろからラミーカミキリの写真が数々と投稿されていますが、「礼服姿のキョンシー」「ガイコツみたい」「ベストを着たロボット」「タキシードを着たガチャピン」と、いろいろな例えがあっておもしろいです。あなたはどんな模様に見えますか?


黒木貴啓


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