グリコ乳業のアニメCM「おなか姫」 作画やストーリーがハイクオリティで続きが気になる人続出
ディレクターはamazarashiのMVなどのYKBXさん、脚本は「つみきのいえ」の平田研也さんなどスタッフも豪華。
グリコ乳業のビフィズス菌飲料「BifiX1000」のアニメCM「おなか姫」が、作画やストーリーなど凝った作りで「続きが気になる」と注目を集めています。公式Facebookページで5月15日に公開された第1話は100万再生を突破、約3500人の「いいね!」を集めるなど人気に(6月17日現在)。6月16日に待望の第2話が公開されました。
舞台は、女性を美しくする能力をもった「おなか姫」が存在する王国。「おなか姫」として活躍していた王妃は、双子の姉妹を産むと引き換えに他界してしまいます。2人が成人すると、国王は姉のベリーを「おなか姫」になるよう任命。亡き母の意志を継いで「おなか姫」になることに憧れていた妹のフローラは、素質があるのに選ばれなかったことに納得できず、仲良しだった姉妹には確執が生まれ……というストーリー。果たしてフローラは自分の夢と姉との絆、どちらを選択するのでしょうか?
「おなか姫」が女性を美しくする道具が「BifiX1000」そっくりだったり、姉妹のネーミングが「腸内フローラ」と「ブルーベリー」を思わせたりと、随所に商品との関連性も見える同CM。Facebookのコメントでは、「新しいアニメ? だと思いきやCMだった」「なんだこの妙にキレイな作画」とアニメーションの質の評判が高いほか、「続きがとっても見たい! 楽しみ!」「んー早く見たい3話!!」とストーリーが気なる人が続出しています。
制作陣も実は豪華。監督は、アヴリル・ラヴィーンのミュージックビデオ(MV)などを手がける菊池久志さん。ディレクターは、amazarashiのMVで知られるYKBXさん。脚本は、アカデミー賞短編アニメーション部門を受賞した「つみきのいえ」などの平田研也さん(ROBOT)などなど。アニメーション制作は、「荒川アンダーザブリッジ」「がんばれ!ルルロロ」といったECHOES(代表:児玉徹郎)が担当しています。
第3話の公開は8月中旬を予定しているとのこと。一体どちらが「おなか姫」になるのか、続きが気になる……!
(真狩祐志)
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