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子どもが遊んでくれないなら自分がWi-Fiスポットになればいいじゃない! パパのネクタイがアクセスポイントになる「Tie-Fi」が便利でちょっと悲しい

21日の父の日はパパの存在感を示しちゃうぞ。

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 2015年6月21日。今週の日曜日は父の日です。普段なかなか家族や子どもたちとゆっくり過ごす時間がない父さんたちの中には、「父の日くらいは子どもと一緒に遊びたい!」という人も多いのではないでしょうか。

 そんなお父さんたちの希望を叶えるべく考え出されたのが「Tie-Fi(タイファイ)」。


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 「Tie-Fi」は、お父さんのネクタイをWi-Fiルーターにしてしまおうというアイデア。ネクタイの中にアクセスポイントとなる基板を埋め込むことで、お父さん自体がWi-Fiスポットになってしまおうというわけ。

 今や、2、3歳の子どもから高校生に至るまで、ゲーム機やスマートフォン、タブレットで遊ぶことは当たり前の時代だからこそ、その電波をコントロールするのはお父さんであるべきなのかもしれません。


画像 普段はそれぞれの部屋でネットを楽しむ子どもたち

画像 「Tie-Fi」はネクタイから3メートルの範囲までしか電波が届かない!

画像 だから、子どもたちは電波を求めてお父さんのもとに寄って来る!

 通常のWi-Fiルーターはほぼ家の中をカバーするので、子どもたちはそれぞれの部屋でゲームを楽しむことも可能です。でも、「Tie-Fi」は違います。お父さんから約3メートルの範囲までしか電波が届かないので、ゲームやインターネットをするためには、Wi-Fiスポットの近くに、いや、お父さんの近くに行かなくてはいけないという、今の子どものIT事情を逆手に取ったアイデアとなっています。



 Wi-Fiというエサで、無理やり子どもたちを自分の近くに引き寄せている感がしないでもないですが、これなら同じ空間を共有することができ、いつもよりもコミュニケーションを取ることができるようになるかもしれません。

 公式サイトでは、「Tie-Fi」の作り方がオープンソースで公開されているので(※PDF)、お父さんが自分で作っても、子どもが作ってお父さんにプレゼントしてもよさそう。

 とにもかくにも、お父さんたちは子どもたちと一緒に遊びたいんです! 世の中のひとりでも多くのお父さんが、子どもたちと楽しい時間を過ごせますように。


林美由紀


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