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「リンゴ病」とも呼ばれる伝染性紅斑の患者数が警報基準を超えたとして、東京都は6月25日に警報を発令した。患者の約71%は、6歳以下の小児となっており、都はうがいや手洗いの習慣づけ、保育所や幼稚園、学校などに感染予防の指導を呼びかけている。
リンゴ病は小学校入学前後の小児の発症が多く、両頬の紅い発疹や体や手・足に網目状の発疹がみられるのが特徴のウイルス性の感染症。咳やくしゃみなどによって感染し、発疹が出現する7〜10日前に微熱や風邪のような症状が見られることが多い。ワクチンなどはない。
6月15日〜21日の都内264カ所の小児科定点医療機関からの報告では、1医療機関あたり1.27人。台東区や荒川区、練馬区など8保健所管内では警報発令基準となる「2.0人」を越えている。リンゴ病は、1医療機関あたりの患者数が週に2人を超えた場合に警報レベルとし、警報レベルにある保健所の管轄する人口の合計が、都全体の人口の3割を超えた場合には都全体の警報となる。
妊婦が感染した場合、流産などの恐れがあるため日本産科婦人科学会は妊婦にマスクや手洗いによる予防や、患者との接触を避けるよう呼びかけている。
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