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ポーランド出身のカロリーナ・ステチェンスカさんが6月28日、将棋会館(東京都渋谷区)で行われた関東研修会例会において3勝1敗とし、日本将棋連盟が定める規定の9勝3敗の成績を収め、女流棋士3級の資格者となった。
日本将棋連盟モバイルの公式Twitterアカウントなどが伝えている。外国人女性が女流3級の資格を得るのは初めてのこと。
カロリーナさんはポーランド語で訳された漫画「NARUTO」を読んで将棋に興味を持ったという。2011年フランスで行われた国際将棋フェスティバルで第4位(女性では最高成績)を収め、第2期リコー杯女流王座戦で海外招待選手として出場。プロ棋士になるという夢を叶えるために、研修会員として学んできた。
今後、「1年間で参加公式棋戦数と同数の勝星を得る」「2年間で参加公式棋戦数の4分の3以上の勝星を得る」などの規定を満たすと女流2級へと昇級し、女流棋士の誕生となる。
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