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気象庁は6月30日、箱根山(神奈川県箱根町)の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。
大涌谷で29日に確認した新たな噴気孔の周囲で、同日の調査では確認できなかった火山灰などの噴出物の堆積による盛り上がりを確認し、ロープウェイ大涌谷駅付近で降灰を確認したと同庁。大涌谷でごく小規模な噴火が発生したものとみられるという。
今後、大涌谷周辺の想定火口域から700メートル程度の範囲まで影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとし、警戒を呼びかけている。
箱根町は県道の早雲山・姥子間を規制するとともに、姥子、上湯場、下湯場、箱根早雲郷別荘地の一部に避難指示を発令した。
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