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生身の人間出てこない 3DCGホログラフィック専用の常設劇場が横浜にオープン 伝説のライブの再現など

ステージ企画は初音ミクのステージを手がけるワイドワイヤワークスなど。

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 世界初となる3DCGホログラフィック専用の常設劇場「DMM VR Theater」が、9月上旬に横浜駅西口(神奈川県横浜市)にオープンします。施設では、原則として舞台上に生身の人間が登場しない“CG映像のみ”の中長期公演を想定。伝説のミュージシャンの復活ライブや、光を立体化させるイルミネーションショーなどを最新鋭の3Dホログラム技術で演出します。

画像 「DMM VR Theater」イメージ図

 舞台に設けるのは、ペッパーズゴースト(視覚トリック)型ホログラフィック投影装置。ステージの前には透過率と反射率が等しいハーフミラー性のスクリーンがあり、そこへ床面のLEDビジョンから映像を投影します。すると実際にはスクリーンに映像が反射しているだけなのに、客席側からだとステージの中央にキャラクターや役者が実在するように見える、という仕組みになっています。

画像 ペッパーズゴースト型ホログラフィック投影装置の仕組み

 ステージの企画は、初音ミクのライブコンサート方式を考案・プロデュースしたワイドワイヤワークスと、世界唯一の大型ホログラフィック・ステージ・システム「eyeliner」を用い、アニメ「ワンピース」をはじめさまざまなコンテンツのホログラフィック公演を手掛けているstudioTEDが共同開発。

画像 立地は横浜駅西口界隈

 敷地の面積は794平方メートル、定員は385人。設立・運営は、Zeppホールネットワーク、相鉄エージェンシー、ローソンHMVエンタテイメント、ワイドワイヤワークスの4社が組成したシアターVR有限責任事業組合が行います。シアターの名前は、ネーミングライツを取得したDMM.comによるもの。

黒木貴啓


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