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今国会の最大の焦点だった安全保障関連法案が7月15日、衆院平和安全法制特別委員会で可決されました。この審議の模様をNHKが中継しなかったことについて、ネットで批判の声が上がっています。
Twitterでは「なぜ、NHKは今日の国会中継を放送しないの? これほど国民の関心が高い法案を無視して、“公共放送”と言える?」という乙武洋匡さんをはじめ、疑問視するユーザーが続出。トレンドにも「国会中継」が入っていました。
NHK広報部は取材に対し、「独自の編集・編成判断に基いて国会中継している。その際、国民的な関心が高い重要案件を扱う委員会の質疑であることや、各会派が一致して委員会の開催に合意することなどを適宜、総合的に判断している」と説明。「国民的な関心が高かったのでは?」とあらためて問うと、「それ以上のコメントはできない」との回答でした。
国会中継については以前、NHK広報局の公式Twitterが「NHK側だけで決められるものではなく、国会からの中継要請があるかも基準の1つになる」と説明していたことから、今回は要請があったのか尋ねると、それも「回答はできない」とのこと。
審議は、衆院のインターネット審議中継や、ニコニコ生放送が中継。衆院のネット中継は一時アクセスが集中し、見られない状態になりました。なお、採決の模様についてはNHKもニュース番組で伝えていました。
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