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米スミソニアン博物館は、クラウドファンディングサイトのKickstarterでニール・アームストロングが着用した宇宙服の修繕資金を募っている。「Reboot the Suit: Bring Back Neil Armstrong’s Spacesuit」と題して7月20日から募集を開始したもので、50万ドル(1ドル124円として6200万円)を目標としている。
宇宙服は1969年7月21日に月面に着陸したアポロ11号で使用され、アームストロングとともに月面にその一歩を記した。そのときの「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」の言葉はあまりにも有名。宇宙服も地球に帰還し、同博物館に保存・展示されていた。
現在、博物館に展示されている宇宙服は精巧なレプリカで、オリジナルは劣化のため温度や湿度をコントロールした場所で修復を待っている状態とのこと。修復資金には保存の研究や3Dデジタルスキャン、最先端のディスプレイケースなども含まれる。
2019年7月、アポロ11号の月面着陸から50周年の記念行事での再展示を目指している。
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今回は「宇宙映画」がテーマに。