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森喜朗氏、新国立競技場建設問題について「大変迷惑している」と自身の責任否定
「クラウンに乗っていたら、後ろから大きなセンチュリーが来て乗り換えろというので乗ったらパンクしてしまった」
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2020年東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が7月22日、日本記者クラブで会見し、新国立競技場の建設見直しで批判を受けていることについて「私は大変迷惑している」と不満を述べた。
「東京五輪・パラリンピック開催に向けての課題や抱負について聞く」をテーマとした記者会見で森会長は、「新国立競技場は組織委員会が作るわけではない」との前提を説明し、国が造り東京都が協力すべきだと強調。他の競技施設との建設費用と比較して、新国立競技場だけことさら注目されたことに疑問を呈した。
また、ラグビーワールドカップ会場決定の経緯ついては、「クラウン(日産スタジアム)ぐらいの車に乗っていたら、後ろから大きなセンチュリー(新国立競技場)が来て乗り換えろというので乗ったらパンクしてラグビーだけ降ろされた」と独特の表現で例えるひと幕も。
森会長は英建築家ザハ・ハディド氏がデザインした新国立競技場の総工費が2520億円に膨れあがったことで計画が白紙撤回された件で、「常識的に高いという意見があるが、国がたった2500億円も出せなかったのかという不満はある」とコメントし物議を醸していた。
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