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8月2日、幕張メッセで開催された「モンストフェスティバル2015」にて、熱中症などの体調不良を訴え、11人が救急搬送、救護室に86人が運び込まれたことが明らかになりました。
イベントは、ミクシィが運営するスマホゲーム「モンスターストライク(モンスト)」のユーザーを対象とした、初の大規模リアルイベントで、入場は無料、幕張メッセ展示ホール1〜4(4は入場ホール)を利用したものでした。
来場者らのツイートによると、列は海浜幕張駅まで伸び、列形成のフェンスが倒され、手荷物検査所にはゴミの山ができ、救急車のサイレンが鳴り響くなど、大きな混乱状態にあったことがうかがえます。また、「列を整理する運営スタッフがいない」との声も多数あがっており、大きな混乱状態にあったことがうかがえます。
ミクシィは当日夜にTwitterにてユーザーへ謝罪、ゲーム内で使えるアイテムを無料配布を実施。一夜明け、8月3日にはミクシィWebサイト上に謝罪文を、モンスト公式サイトでは、ゲーム内で使えるアイテム「オーブ」10個を追加プレゼント、★5キャラ(レア)が必ずもらえる無料ガチャイベントの実施などを発表しました。
想定以上の来場者数となり、救急搬送者が出る大きな騒動となってしまった同イベント。運営体制はいったいどのようになっていたのでしょうか? ミクシィ広報に聞いてみたところ、以下の事実が明らかになりました。
- 会場内に入れた人 約3万4500人
- 会場に入れなかった人 約2万人
- 救急搬送者数 11人
- 救護室利用者数 86人
- 運営スタッフ数 380人(うち警備誘導は50人)
警備誘導にあたっていたスタッフは50人だったので、来場者数1000人に対して警備誘導スタッフは1人ということになります。Twitterなどでは誘導スタッフの少なさを指摘する声も多くあがっていました。
(林健太)
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