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夜中にピアノの音が聞こえる……寝ながらピアノを引いてしまう女の子

似た症状の子どもがいたら、気をつけてみてください。

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 家族や恋人などと一緒に寝ているとき、イビキや寝言を聞いたことがあるはず。しかし、それ以外に一種の「症状」として起こる病気をご存知だろうか?

 「パラソムニア(睡眠時随伴症)」。これは、眠っているときに起き上がり歩く・叫ぶなど、夢の内容に反応して体を動かしたり、無意識のうちに食べてしまったりと、好ましくない身体の動きする症状をいう。その中でも学童期に多い眠りの病気が「夢遊病」だ。動画に登場する女の子もその症状の特徴と似ている。ピアノを弾いている夢を見ているのだろうか? 腰がガクンと折れながらも、しっかりと指で鍵盤を押している姿は、一見すると目を閉じて演奏しているようにも見える。


画像 弾きながらピアノにもたれかかるようにして寝ている

 幸い、この女の子がピアノを弾いたときにご家族が気づいたから幸いだといえるだろう。もし、同じような夢遊病の子どもが誰も気づかずに、歩いている途中に階段を踏み外してしまったり、家から出て行ってしまう…なんてこともあるかもしれない。もしも皆さんの周りに、この様な症状に似た子どもがいたら、一度「夢遊病かな?」と気をつけることが大切ではないだろうか。


画像 うっとりと目を閉じて弾いている……のではなく、本当に寝ている

(隈崎大樹/LOCOMO&COMO)

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