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西武鉄道新型車両導入へ 転換シートやプラズマクラスター導入

2017年春予定。

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 西武鉄道は、新型通勤車両「40000系」を発表しました。現在運行中の30000系の後継として開発された車両で、人と環境にやさしい設計のもと、同社初となる試みもあります。導入は10両固定の8編成で、2017年春登場予定。

西武鉄道40000系 新型通勤車両「40000系」(西武鉄道プレスリリースPDFより)

 一部編成は、1人がけの客室用シートで構成されています。正面を向いた「クロス状態」と、左右の座席が中央に向かい合う「ロング状態」に転換可能なシートとなっており、同社初の試みです。

西武鉄道40000系 クロス状態とロング状態の転換(イメージ図)

 また、人にやさしい設計として「パートナーゾーン」も初導入されます。車いすやベビーカー、大きな荷物を持った乗客が使いやすいゾーンとして、車いすを固定することができる設備や軽く腰かけやすい座席などが備えられます。さらに、シャープの「プラズマクラスター」も搭載され、車内環境の向上が図られています。

西武鉄道40000系 パートナーゾーン(イメージ図)

林健太

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