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エジプトの富豪が難民の受け入れ先に「島を丸ごと買う」と提案 無人島を難民たちのための新しい国に

なんと大胆な発想。

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 世界有数の資産家であるエジプトのナギブ・サウィリスさんが、無人島を丸ごと買い取って難民の受け入れ先にするという大胆な計画を提案し、話題を集めています。

ナギブ・サウィリス 無人島を購入して難民の受け入れ先に

 サウィリスさんは自身のTwitter上で「ギリシャかイタリアは私に島を売ってほしい」と呼びかけるツイートを投稿。ポケットマネーで無人島を購入し、現在世界的な問題になっている難民たちの受け入れ先にするというもので、難民には自分たちのための新しい国を作る仕事を提供していくといった構想があるようです。サウィリスさんには、「クレイジーなアイデアかもしれないが少なくとも難民が自分の国に戻ることができるようになるまでの居場所になれば」との思いがあるようで、先日遺体で発見されたシリア難民の男の子アイラン・クルディ君の悲劇を忘れないよう、島の名前を「アイラン」にするといったことも考えているそうです。

ナギブ・サウィリス ナギブ・サウィリスさんのTwitterアカウント

 イタリアとギリシャには無人の島がいくつもあることからこうしたアイデアが生まれたそう。実現するかどうかは分かりませんが、自らの資産で島を丸ごと買って難民を助けようというスケールの大きな支援構想に、多くの人から驚きと賞賛の声が挙がっています。

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