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大雨による特別警報が発表されている宮城県大崎市で、9月11日、市内を流れる渋井川の堤防が決壊し、約400世帯・住民約1000人が孤立状態になっていることが分かりました。
大崎市によると、現在、区域によっては胸ほどの高さまで浸水。ドアが開かないなど救出要請の電話が多数寄せられているとのことです。市では現在、地元消防と宮城県警と協力しながら、ボートでピストン輸送しつつ住民を救出中。また自衛隊にもヘリによる救出要請を依頼しているそうです。担当者によると、住民からは「こういう状況は見たことがない」と不安がる声も多く届いており、引き続き消防などと協力し、救助活動を進めていきたいとのことでした。
宮城県では現在、台風18号から変化した低気圧の影響で記録的な大雨となっており、仙台管区気象台により11日未明より「大雨特別警報」が発表されています。「特別警報」は、通常の警報の発表基準をはるかに上回る場合にのみ発表されるもので、気象台では「重大な危険が差し迫った異常事態」「最大級の警戒を」と呼びかけています。
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